今回は、大妻女子大学の1年生スタッフ、コヨミちゃんによる葉っぱクイズです。秋にレポートしてくれたのに、掲載が遅くなってしまいました・・・。
秋になると紅葉がきれいに色づき始めます。きいろもあれば、赤、ちゃいろとたくさんの種類があります。
今回は私の家のお庭の木から、葉っぱクイズを出します。
何の葉かヒントをもとに考えてみてください。
(1)〇〇〇の葉
まず1つ目はこちら、赤やきいろの葉がありますがどれも同じ種類のものです。カタカナで3文字、漢字で書くと1文字の春に咲くお花です。
(2)〇〇―〇〇の葉
夏によくとれる小さくて丸いむらさき色のくだものです。ジャムなどにして食べてもおいしいくだものです。
(3)〇〇〇〇〇〇の葉(上級編)
最後はこちら、カタカナ6文字です。この木からとれる蜜はとても甘くメープルシロップを作る時に使われます。
・答え (1)サクラ(2)ブルーベリー(3)サトウカエデ
何問正解しましたか?
※ここからは少し発展内容です
そもそもなぜ秋になると葉は紅く色づくのでしょうか?
木には大きく分けて2つ、1年中葉をつけたままの「常緑樹(じょうりょくじゅ)」と冬に葉を落とす「落葉樹(らくようじゅ)」があります。秋に色づくのは落葉樹です。葉は光合成という働きをしており日光の力を借りて二酸化炭素を吸い、酸素を吐き出しています。また葉自信が生きていくのに必要な栄養も作られます。しかし、秋になると気温が下がり日照時間も短くなり、加えて日光の力も弱まります。そのため光合成があまり上手にできなくなります。したがって養分が足りなくなってしまい、葉が緑色に見えるための色素(クロロフィル)が死んでしまい赤色や黄色と言ったように違う色に変わるそうです。(クロロフィルについては高校で習います。葉が緑色に見えるのは葉緑体の一部であるクロロフィルという物質のおかげだ、と覚えておいてください。)
文 トリプター/季
※このまとめは本やインターネットからの情報、私の考えが含まれています。もしかしたら間違えている可能性がありますのでご了承ください。
【参考文献】
みらいをひらく小学理科 教育出版
生物基礎 第一学習社